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犬のしつけ ‐ TVチャンピオン2回優勝者!遠藤和博の犬のしつけ講座

「待て」のしつけ

「待て」というのは「その場にいなさい」という指示であり、様々な場面で用いられます。
とても大切な命令なので、しっかりしつけることが大切です。

基本的に犬はじっとしているのが苦手で、よく動き回る動物です。そのため「待て」という命令は犬にとっては、大きなストレスになります。ですから最初は短い時間で行うようにし、徐々に時間を長くしていきましょう。最初から無理をさせないでくださいね。

▽「待て」のトレーニング法

1、まず「お座り」で犬を座らせます。犬は動き出そうとするので、「待て」を命じます。

2、「待て」の時、飼い主は声をかけるだけでなく、手の平を犬にかざします。これは聴覚だけでなく、視覚的なサインを与えることで、犬が覚えやすくするわけです。

3、犬に「待て」の状態をさせたまま、飼い主は少し下がって離れます。

4、最初の頃は2〜3秒じっとしていれば、「よしよし」といって褒めてあげます。

基本的にはこの繰り返しで、徐々に「待て」の時間を長くしていきます。そして「待て」の命令を与えたら、必ず「よし」「オーケー」という解除の命令も与えるようにしましょう。 「待て」の命令を出したまま解除の命令を出さずにいると、犬の集中力が切れて勝手に動き出してしまいます。すると犬は、「待て」=「少しの間動きを止めていれば、後は勝手に動いても構わない」という誤った認識を持つようになってしまいます。だから最初の頃は犬が動き出さないうちに、早めに「よし」「オーケー」という解除の命令を与えてあげます。

ここで気をつけなければならないのは、「よし」という解除の命令と、褒める時に使う「よしよし」という言葉です。とても似ているので、犬が混同して混乱するケースがあります。ですからアクセントや声の調子を変えるか、「オーケー」という言葉を用いましょう。

▽食事前の「待て」

「待て」という命令は、毎日の食事の時に用います。犬の前にエサを置くと、犬はそれを食べようとしますが、ここで「待て」という命令を出してストップさせます。もし犬がこの命令を無視してエサを食べようとしたら、必ずエサを取り上げるようにしてください。そしてもう一度、犬をお座りさせてエサを置く所からやり直すようにします。これは大切なしつけなので、決して甘やかさず、心を鬼にして行いましょう。

この「待て」の練習は、毎日の食事の際に必ず行うようにしましょう。最初の頃は短い時間で行い、慣れてきたら少しずつ「待て」の状態を長くしていきます。そしてきちんと待つことができたら、「よし」という解除の命令を与えてエサを食べさせてあげましょう。

▽「待て」の姿勢について

「待て」というのは、周囲に迷惑をかけず大人しくしていなさいという命令です。ですから「待て」の姿勢は基本的に自由ですが、食事の際には「お座り」と組み合わせて使うことになります。つまり「お座り→待て→よし→食事を食べさせる」という流れです。

しかし「待て」は食事以外の場面でも用いられます。食事の場面でしか訓練していないと、他の場面では使えないので、様々な組み合わせを用いて練習させることも大切です。


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