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犬のしつけ ‐ TVチャンピオン2回優勝者!遠藤和博の犬のしつけ講座

体罰(叩く)について

▽体罰は原則として禁止

体罰に関しては賛否両論ありますが、原則としてやめた方がいいです。介助犬や競技犬のような特殊な犬の場合は、厳しい訓練を行う上である程度止むを得ない部分はあるのかもしれません。しかし家庭犬の場合は、体罰によってしつけることは避けるべき手段です。

犬のしつけでは、飼い主は忍耐力が必要になります。最初はなかなか言うことを聞いてくれませんし、犬はすぐに忘れるので何度も繰り返して反復練習しなければなりません。 しかしそこで飼い主が感情的になって体罰を加えることは、絶対によくありません。

例えば訓練士の方が体罰を行う場合には、犬の習性をきちんと理解し、愛情を持って行っているのです。体罰でしつけを行うのはタイミングが難しいので、なかなか一般人が体罰で犬を上手にしつけることはできません。タイミングを誤れば、体罰を受けた犬はなぜ自分が叩かれたのかを理解できず、徐々に飼い主を恐れるようになってしまいます。

▽体罰を行う場合

犬をしつける上で、体罰が必要だという考えもあることを一応紹介しておきます。 そもそも赤ちゃん犬は、母親に噛まれながら善悪というものを学んでいきます。言うなれば、これは一種の体罰です。つまり犬は体罰によって学習する生き物とも言えるのです。

体罰を1回行うと、犬はそれで懲りるため悪さをしなくなるというメリットがあることは事実です。その場ですぐに叱ることで、それが悪いことだと犬は学習します。しかし体罰はあくまでもしつけとして行われるべきもので、憎しみが伴っていたり、飼い主の感情的な行動によって行われてはいけません。もし仮に叩く場合でも、必ず手を使って叩きます。飼い主自身の手を使うことは、大切なスキンシップであり、愛情表現でもあるからです。

またいかなる事情であれ、以下のような体罰は厳禁です。

  • 木の棒など物を使って犬を叩く。
  • 犬が怪我をするほど強く叩く。
  • 何度も繰り返して体罰を行う。

家庭で犬を飼う場合、厳しいしつけは犬にとってよくありません。そのため体罰を用いてしつけるのは、いいやり方だとは言えません。叱る時は低い声で、「ダメ」と注意してください。また犬のしつけでは、なによりも褒めることが大切だと覚えておいてください。

犬をしつけるには、我慢強さが必要です。じっくり時間をかけて、何度も繰り返しながら犬に社会のルールを教えていかなければなりません。これから犬を飼う人は、その覚悟が必要です。そしてその覚悟がない人は、断じて犬を飼うべきではありません。


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