<PR>
犬のしつけ ‐ TVチャンピオン2回優勝者!遠藤和博の犬のしつけ講座

犬の習性について

犬を正しくしつけるためには、犬についてよく知ることが大切です。
そこで犬のしつけの話に入る前に、犬の習性について解説しておきたいと思います。

▽重要な犬の習性

人間同様、犬は集団を形成して生活をする生き物です。犬は一匹のリーダーを頂点とし、そのリーダーに従って暮らしています。犬は完全な縦型社会を形成し、順位をつけて生活するという習性があります。順位が下のものは上のものに服従し、上のものは下のものに対して権勢を振るいます。これは家族の中で犬を飼う場合も同様です。犬が家族の中での順位を誤解してしまうと、様々な問題行動を起こしてしまうので気をつけましょう。

例えば家族の中で犬を飼う場合、母親の言うことは良く聞くのに、子供の言うことを全く聞かないというケースがあります。子供が犬とじゃれていると、突然犬が怒って子供に噛み付くということも珍しくありません。これは犬のしつけを誤った結果、犬が家族内における自分の順位を誤ってしまったと考えられます。つまり母親を上位の存在と見なしたものの、子供を自分よりも下位の存在だと誤解したため、噛むという行動に及んだのです。

犬は完全な階級社会の生き物なので、周囲にいる家族の行動から家族内における自分の順位を決定します。犬を甘やかしすぎると、犬は家族内で自分がリーダーだと判断し、家族に服従を要求します。また父親や母親に対しては服従するものの、子供達よりも自分が上位だと判断した場合は、子供達に服従を要求するケースもあります。

これは「権勢症候群(アルファシンドローム)」と呼ばれるもので、危険な問題行動です。犬は必ず家族内で一番下の階級に置いておかなければなりません。さもなければ、あなたの可愛い愛犬は、いつの日か家族の誰かに危害を加える危険があります。

▽犬の「権勢症候群(アルファシンドローム)」について

  • ・じゃれて飼い主の手を噛む。
  • ・食事中に家族の人が近寄ると、唸ったり威嚇行動を取る。
  • ・物を取り上げようとした時に、唸ったり威嚇行動を取る。
  • ・命令をしても無視をする。呼んでもやって来ない。
  • ・ソファーや座布団の上に乗っている時、どかそうとすると怒って威嚇する。
  • ・飼い主の足に抱きついて、腰を振る。
  • ・散歩の時には常に先頭に立ち、自分の行きたい方向に引っ張ろうとする。
  • ・散歩の時に飼い主の足にじゃれたり、飛びついたり、噛んだりする。
  • ・散歩の時にリードをくわえる。また散歩の途中で急に止まって、動かなくなる。
  • ・散歩の時など、飼い主に尿をかける。飼い主にマーキングをする。
  • ・おしっこをする時、足を異常に高く上げる。また排尿便後、地面をひっかく。
  • ・散歩中に他の犬とすれ違った時、吠える、威嚇行動を取る、攻撃しようとする。

上記のような行動は、代表的な犬の権勢症候群と言えます。このような問題行動は、放置しておくとますます悪化し、人間に対して危害を加える危険も高くなってきます。しかし正しくしつけを行うことで、これらの問題行動を改善することは可能です。ただその前に、犬に上記のような行動を取らせないようしつけることが、飼い主の義務でもあります。


Copyright c 2007 犬のしつけWEB All Rights Reserved.